法律判断は難しい。
法律の条文と判例を知っているだけでは
依頼者の満足する事件解決は出来ませんし、裁判にも勝てません。
依頼者を満足させ、裁判にも勝つためには、
生の法律のみならず、社会と人生に対する深い知識と洞察力が必要です。
また、法律家の一つの重要な能力は、
依頼者の相談をできるだけ多くの異なった立場から検討し、
それぞれの立場からの見方の利害得失を明らかにし、
それぞれの見方をバランスよく評価し、
最も妥当で説得力があり依頼者も納得する解決を提示する能力です。
そのような観点から、当事務所は、法的視点だけでなく、
なぜそのような対立と紛争が起こったのか、
それをどうしたら解決できるのか、
その手段として、法律や裁判が最もふさわしいのかという事を、
多角的な視点から考えていこうというスタンスを取っています。
したがって、色んな専門家、経験者等の意見を聞き
総合的に判断していこうと思っています。
相談内容に際限はないですが、これまで扱った事件を類型的に整理すると
例えば以下のようになります。
人間関係紛争
全ての紛争は、人間関係の紛争です。法律関係の紛争の裏には、この問題が隠れています。どのような類型の裁判でもこの視点を見失ってはいけないという思いから、相談内容の筆頭に掲げました。…
不動産・金銭・家族相続・損害賠償関係
日常生活に起こる、土地建物の売買、賃貸借、建物建築マンション等にまつわる紛争、 離婚、後見、相続、交通事故などの損害賠償事件は…
事業の承継関係
最近の高齢者社会と社会構造の変化により、事業承継の需要が高くなりました。会社創業者は、どれが、妥当な選択肢かを相談できるアドバイザー、専門家がいないと聞いています。…
会社の揉め事・労働関係
最近は、労組関係のトラブルが急増しています。労働関係訴訟は、これまでの日本人の考えとはちょっと違った「法感覚」が支配しているように思えます。これを常識と法…
税金
どのような取引、相続、会社承継、損害賠償でも、税金を除いては、妥当な解決ができません。当事務所は、多数の税理士と協力して、税務的観点からの配慮に注意しています。
知的財産権
当事務所は、大野浩司弁理士と協力を得て、特許、実用新案、意匠などの申請業務や、著作権、独占禁止法、不正競争防止法などの、経済競争法などのトラブル相談についても業務を行っています。
専門家訴訟
最近は、医師、取締役を始め、弁護士、税理士、建築士、司法書士など、 専門的知識を持った方が、訴えられるケースがあります。 このような方達が訴えられる背景には、…
特殊な紛争
当事務所は、あまり、弁護士が取り扱わないような事件、例えば、住民訴訟、宗教訴訟、株主代表訴訟などをこれまで扱ってきました。 これは、誰もが手をつけるのを躊躇う事件に取り組むことも…